依頼が入るのを待ちながら寛いでると呼び鈴が鳴ったので出ると子連れの女性がいた。

依頼主は夫婦関係の悪化を理由に離婚して最初は養育費が支給されていたのに段々減って遂には途絶えたというのだ。このままでは生活もきつくなり娘の成長にも支障が出ると考えた彼女はサニーに元夫への説得を依頼したのだった。

サニー達は元夫の家に向かうが、誰もいない。暫く待つと元夫が帰ってきた。サニーは彼に問いかけた。

「最近養育費の支給がないと依頼人から相談があったんですが、どうなってるんですか?」
すると夫は突然豹変しだした。

「離婚したんだからもう関係ねえだろ!」
元夫は元妻に怒鳴りつけるとさらに続けた。

「ギャンブルで負けたんだから払えるわけねえだろ!事情が分かったらとっとと消えやがれ!!」
元妻にひたすら罵声を浴びせる元夫。それでも元妻は苦しみを訴えるが、家族じゃないからという理由で拒み続けた。

「もういい!金銭感覚のないあんたなんかにもう頼まないから!!」
しびれを切らした元妻は元夫に決別した。しかしこれだけでは終わらなかった。

元妻は弁護士を呼んで解決しようとした。決別宣言したとはいえこのままでは生活もままならないと、しかし元夫はそんな彼女につかみかかり、「いい加減にしねえと殺すぞ!!」と怒鳴りつけたのでサニーはすぐに間に割って入った。

すると元夫は娘に目を付けた。

「こいつさえいなきゃ目障りな元妻の面見なくて済むぜ。」
元夫は娘に銃口を向けた。

「馬鹿な真似はやめろ!!」
サニーはすかさずマシンガンを元夫に叩きつけた。元夫は反撃に出ようとするが、サニー相手に太刀打ちできるわけもなくその場にねじ伏せられた。

その後元夫は元妻に対する暴行&脅迫と娘に対する殺人未遂で逮捕された。一方元妻は養育費は自力で稼いで確保したそうだ。

終わり

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